At the beginning.
前回は Sound Magic 社製 Piano One SE をインストールしました。
少しずつ手持ちの音源を増やしていきたいです。
ということで、今回は IK Multimedia 社製 MODO BASS 2 CS をインストールしてみました。
以下の環境で MODO BASS 2 CS のインストールを実行しています。
OS | Windows 10 64bit |
DAW | Studio One 5 Artist |
尚、記事の内容については正確性を保証致しません。
解説ではなく、個人のメモ、備忘録のような情報としてお読みください。
DTM歴の浅い素人である投稿者(私)の主観に基づき記述している点、ご配慮頂ければ幸いです。
What is “MODO BASS 2 CS”?
公式サイトへのリンクを貼っておきますので、詳細はそちらでご覧下さい。
https://www.ikmultimedia.com/products/modobass2/#nl_form_area

簡単に言ってしまえば、MODO BASS 2 の体験版、ということだと思います。
各versionの比較表を見ると、製品版では22種のベースが使用できるのに対して、このCS版では1種、’60s P-Bass のみ使用可能です。
加えてCS版では機能制限もあるようです。
紹介文を読む限りでは、パターン演奏機能が制限され、フレットレスモデルが選択できないようです。

閲覧時はセール期間中なのでしょうか?
モデル数が4種のSE版より$20安く、$79.99で購入できるようですね。
元の価格が$199.99ですから半額未満です。
USDからJPYで換算すると、約30,967円のところを約12,385円で購入できるようです。
How to install.
さっそくインストールしてみましょう。
Steps.
① 上記公式サイトにアクセスします。
② “MODO BASS のラインナップ” を目標に少しページをスクロールし、 FREE ボタンが見つかるので、これをクリックします。

③ “製品ダウンロード” ページで IK Product Manager をDLします。

サイトの説明にある通りですが、MODO BASS 2 CS は IK Product Manager というアプリを通じて入手することができます。
赤いボタンをクリックし、IK Product Manager をDLします。
④ DLした ik_product_manager_1.1.4.zip を解凍します。
私の場合、versionは1.1.4でした。入手した時期で数値は変ると思います。
解凍はWindows10のデフォルトの方法で済みました。
(以前に他の解凍ソフトをインストールした記憶はありません)
⑤ Install IK Product Manager (v1.1.4).exe を実行します。
ログインを求められます。(その前に利用規約の確認があったような?)

私は IK Multimedia のアカウントを持っていない new uers ですので、説明文の通り CREATE ACCOUNT ボタンをクリックしました。
⑥ IK Multimedia のアカウントを作成する
ブラウザがアカウント作成ページを開くので、”新規ユーザー” 欄の必要な項目に入力をします。

⑦ IK Product Manager を起動します。
デスクトップに作成された IK Product Manager のショートカットからアプリを起動します。
“Software” で下にスクロールし、”MODO BASS 2 CS” の install ボタンをクリックします。

⑧ DLした MODO_BASS_2_0_2.zip を解凍します。
⑨ Install MODO BASS 2 (Ver. 2.0.2).exe を実行します。
解凍した MODO_BASS_2_0_2.zip 内に含まれる.exeファイルです。
実行するとSetup Wizard が起動します。
1. License Agreement を読み、accept に✓を付けて Next ボタンをクリックします。
2. MODO BASS 2 CS ファイルを置くディレクトリを決めます。
変更したい場合は Browse ボタンからディレクトリを指定します。

3. インストールするコンポーネントを選択します。
プラグインの種類(VST、VST3、AAX)と、スタンドアロン版をインストールするか、✓を付けて決定します。

初期状態では全ての項目に✓が付いています。
私は VST3 Plugin と Standalone executable にのみ✓を付けました。
AAXは使用した経験がないので除外、VSTとVST3はどちらかひとつで十分だと考えたので、新しい規格のVST3を選びました。
スタンドアロンもとりあえず、と思い、 Standalone executable にも✓を付けました。
4. VST Plugin を置くディレクトリを決定します。
選択した場所に.dllファイルが作成される、と思われます。

私の場合 VST Plugin は選択していないので、この手続きが必要だろうか?と疑問に感じました。
Setup Wiard 終了後、やはり.dllが作成されることはありませんでした。
5. VST3 Plugin を置くディレクトリを決定します。
選択した場所に.vst3ファイルが作成されます。

6. インストールする内容ついて最終確認を行います。
間違いがなければインストールを実行します。

6. Seup Wizard を終了します。

終了後、C:\Program Files\Common Files\VST3 を確認すると MODO BASS 2.vst3 というファイルが作成されていました。
IK Product Manager を起動すると、MODO BASS 2 CS がインストールされたことを示す表示に変更されているのが確認できます。

尚、スタンドアロン版は手続き 2. で決定した場所に格納されています。
テスクトップにショートカットは作成されませんでした。
以上で MODO BASS 2 CS のインストール作業は終了です。
Operation Confirmation.
DAWで MODO BASS 2 CS の動作確認をします。
① DAWを起動します。
インストールに成功していると、インストゥルメントに MODO BASS 2 が新たに追加されていることが確認できます。

私の場合、VST3版を選択したのでVST3フォルダ内に格納されていました。
VST版であればVST2フォルダに格納されると推測します。
(VST、VST3共にインストールすると両方に表示されるのでしょうか?)
② MODO BASS 2 のインストゥルメントトラックを作成します。

弦をクリックすると音が鳴りました。これで確認は終了です。
Overview
機能紹介をできる程の知識が私にはないので、とりあえずインターフェースの外観を載せておきます。
各機能については詳細は公式サイトをご覧下さい。
PLAY STYLE

STRING

公式サイトの説明にもあったように、CS版ではフレットレスは選択できないようですね。

“FINGERBOARD”をクリックすると up grage を促すメッセージが表示され、設定を変更することはできませんでした。
ELECTRONICS

CS版では ’60s P-Bass しか使用できないため、”BRIDGE”及び”NECK”は変更できず、”VOLUME”の変更のみ可能でした。
“CIRCUIT”は使用可能です。
“Passive”から”Active”に変更すると、”BASS””MIDDLE””TREBLE”のつまみが回せるようになります。
STUDIO

“AMP MODEL”は”Solid State”及び”Tube”から選択可能です。
PATTERNS

version比較によれば”Reduced number of patterns.”とありました。
Finger 及び Pick の PLAY STYLE で計47のパターンが使用可能でした。
(その他の Slap 等で使用可能なパターンはありませんでした)
CONTROL

How it sounds?
以下の条件で音を鳴らしてみました。
- 全てのノートのvelocityは64で固定
- 音量(フェーダー)は±0、エフェクトは不使用
何かの参考になれば幸いです。
Impressions.
他のインストゥルメントと同様に、ピアノロールでステップ録音も可能ですので、DAWの操作ができればとりあえず演奏データは作れます。
加えて47種類の演奏パターンを使用できるので、お手軽に曲を作りたい時に活用したり、リズムや音程の取り方の勉強に利用したりできそうだと感じています。
設定の細かいアレンジについては全く知識がないので、今のところ私には無用の長物ですね…。
せっかくですので、これを機会にベースを学んでみたいと思っています。
At the end.
IK Multimedia のサイト、IK Product Manager のデザイン、洗練されていて良いな、と思いました。
興味を惹かれて About Us 的なページを見てみましたが、会社も綺麗ですね。美意識を感じます。
https://www.ikmultimedia.com/about-us
今回は以上です。読んで下さった方、ありがとうございました。
サイト名 | URL | 参考にした日付 |
---|---|---|
MODO BASS 2 | https://www.ikmultimedia.com/products/modobass2/#nl_form_area | 2024/04/29 |
IK MULTIMEDIA. SUOUND BETTER. | https://www.ikmultimedia.com/about-us | 2024/04/29 |