初音ミクNTで『さくら』を打ち込む


はじめに

趣味でDTMを楽しんでいます。初心者です。

音楽の基本的な知識、Vocaloidの調声方法、打ち込みの技術等、ひとつひとつ学んでいきたい、と考えています。

今回の主な内容です。

  • さくら
  • ピアノの中央のド
  • Velocity

打ち込んだ『さくら』の発表と、DTMへの疑問で解消した事柄について記しています。


尚、記事の内容については正確性を保証致しません。
個人のメモ、備忘録のような情報としてお読みください。

以下の環境で制作を行っています。

DAW、プラグイン
Studio One 55.5.2.86528
初音ミク NT3.0.6.0
初音ミク V4X2.0.5.4
制作環境

『さくら』

『さくら』を打ち込みました。

参考書籍です。

  • 大きな音符で弾きやすい はじめてピアノ 童謡・日本のうた編

こちらの楽譜を参考にしてStudio Oneでコードを付け、Piapro Studio NTでメロディを入力しました。

PingPongFrogChannel 『さくら』

NTミクさんはひとつひとつの音をハッキリ発音するためか、カ行、サ行、タ行等の音で溜めをやや長めに取り、音量が上がる特徴があるように感じます。
(個人の感想に過ぎません)

今回はNote GainConsonant RateAttack Speedで各ノートの音量や発音のタイミングが気になるところを調整してみました。
私なりにはうまくできた、と思って(願って)いますが、実際の評価がどうなのかはちょっとわかりません。

気になる点があります。
Note GainDynamicsVoice Voltageの調声でそれぞれどのような違いが出てくるでしょうか?
これはまた調べてみたいと考えています。

以下の章では、『さくら』を打ち込むに当たり、調べたこと、気付いたことについて記します。


ピアノの中央のド

  • 「ピアノの中央のド」は「C4」か「C3」か?

まず結論です。
いわゆる「ピアノの中央のド」がStudio Oneでは「C3」で表記されるようです。

SONICWIREのFAQを参照させて頂くと、「ピアノの中央のド」はMIDIのノートナンバー60の音であり、これをC3とするか、C4とするか、メーカーによって異なるため、ホストと音源で表記にズレが生じる場合があるそうです。

私は「ピアノの中央のド」は「C4」だ、と思い込んでいたのですが、どうやらそうではなく、「中央のドがC4かC3か」については制作環境によって異なっているのが実態のようです。

スペクトラムメーターで周波数の動きを見れば、中央のドがC4かC3か判断できるのではないか?
ということで、確かめてみます。

ざっと調べてみると「ピアノ鍵盤の中央のド」の周波数は261.62Hz、という情報が多数見つかるので、これは正しい基準と考えてよさそうです。

まずはStudio Oneの場合です。

実際にStudio Oneでピアノロールの鍵盤を押してみると、C3では200Hzよりやや高い辺り、C4では500Hz辺りに最初の山が表れます。

このことから、「ピアノの中央のド」を鳴らすためには、Studio OneではC3を押せばよい、と言えると思います。

ちなみに「Aは440Hz」の基準音は、Stuidio Oneの場合、A3のようでした。

次にPiapro Studio NTの場合です。

実際にPiapro Studio NTでピアノロールの鍵盤を押してみると、Studio Oneと同様に、C3では200Hzよりやや高い辺り、C4では500Hz辺りに最初の山が表れました。

基準音についても同様で、440HzはA3のようでした。

以上のことから次のように考えてよさそうです。

  • Studio One、Piapro Studio NTで「ピアノの中央のド」はC3

これまで、楽譜通りに打ち込むとメロディがかなり高い音になり、歌うには無理があるのではないか?と感じていたのですが、原因がハッキリしました。

実際よりも1オクターブ高く打ち込んでしまっていた訳です。
使用するDAWソフトの音名表示の基準を確認することが大切なようです。

メロディを1オクターブ下げた方が自然に歌えているように感じていたのですが、その感覚で合っていたようで、ちょっと安心しました。


Velocity

「Velocity」とは何でしょうか?

一般的にDAWでは、Velocityは演奏する強弱の程度を表す値のようです。

突き詰めていくと、単純な音の大きさとは違った意味があるようですが、ここでは簡単に済ませておきたいと思います。

一方、Piapro Studioでは異なり、Velocityは音の子音の長さを表す値です。

値を上げると子音が短くなり、下げると子音が長くなります。
(Piapro Studioのマニュアルにも該当する記述が見つかります)

Piapro Studio NTでは「Consonant Rate」がこの値に相当するようです。
厳密に言えば違うのかもしれませんが、他に該当するパラメータはないように見えます。

値を下げると子音が短くなり、上げると長くなります。
(Piapro Studio NTのマニュアルにも該当する記述が見つかります)

私の解釈に間違いがなければ、値の調整についてはPiapro StudioのVelocityと真逆です。

Piapro StudioのVelocityとPiapro Studio NTのConsonant Rateでは、値の調整については扱いが逆になりますが、アタック感の強弱を表す値、という点では共通なようです。


終わりに

今回「ピアノの中央のド」を調べるに当たり、以前に書籍で読んだ倍音の情報を実際にスペクトラムメーターで確かめる経験ができました。

なるほど、これが倍音か、とちょっと嬉しくなりました。当たり前なのでしょうが、第2倍音は本当に2倍の周波数でした。

知り得た情報や知識が力になってくれれば、と思います。

今回は以上です。読んで下さった方、ありがとうございました。

P.S. アイキャッチ画像はSANMUYYBさんの「YYB Hatsune Miku_NT」モデルをお借りし、前回の投稿と同じくEclidiuthさんの演出方法を参考にして作成しました。ありがとうございました。

著者名書籍名出版発行年月日参照頁
大きな音符で弾きやすい
はじめてピアノ 童謡・日本のうた編
kmp2019/3/158~9p
参考文献
サイト名ページタイトルURL参考にした日付
SONICWIREホストに表示されている音名と…以下略https://sonicwire.com/support/faq/answer/4402023/6/27
【MMD】Primary Star【モデル配布】https://www.nicovideo.jp/watch/sm410070532023/6/27
#1 Ray-MMDを挫折した人におくる少しだけ仲良くれるかもしれないチュートリアルhttps://eclidiuth.gitbook.io/ec-ray-mmd-tutorials/articles-for-those-who-give-up-ray-mmd2023/6/27
参考URL
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